転職直後の新入りが考える「徳」の積み方
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転職直後の新入りが考える「徳」の積み方

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※ この記事は、LayerX Advent Calender 2022(概念)の記事です。

これはなに

  • LayerX伊藤(@n_11o)の、入社して丸1ヶ月の雑感です
  • 「転職したばかりの方」「新しいコミュニティに飛び込んだばかりの方」に向けて、自分なりに入った直後に意識したことを書いております

< Table Of Contents >

はじめに

すべての経済活動をデジタル化したいLayerX伊藤です♨️

師も走る月が始まりましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

自分はというと、およそ6年ぶりの転職をしました。(ちなみに入社しましたポストはこちら)

まわりの方のサポートやLayerX社の素晴らしいオンボーディングもあり、おかげさまで楽しくやっていけているのですが、

  • 実質生まれてはじめての転職活動で入社 (※ LayerXが3社目ですが、前職は一本釣りだったので全く転職活動せずに入った)
  • ポテンシャル枠ではなく、即戦力枠としての期待値 (前職は25歳、第二新卒時に入った)
  • SaaSは2周目だが、経理や金融などLayerXのタッチするドメインは全く未経験
  • (出社デーもあるが)リモート入社
  • LayerX、なんか強い人多そう

などなど、入る前は、不安でいっぱいでした。

良くも悪くも30代になると「ウッス!」みたいなテンションで行きにくいですし(というかそんなキャラでもない)、自分は初対面の人やコミュニティで打ち解けるのに結構時間がかかるタイプなので、「新しい会社でバリュー出せるかな〜 😖」と。

とはいえ入社を決めたからにはやるっきゃないな〜! ということで、入った直後の身として自分がnow意識していることを「スタンス編」と「実践編」と分けてつらつらと書いてみます。

年末年始〜春にかけては就職・転職・異動など新しいコミュニティに入る機会がある方も増えてくるでしょう。そんな方に少しでも役に立つ記事になれば幸いです!

スタンス編

ボール拾いに徹する

「まったくの新規事業立ち上げポジションでジョインする」といった例外を除き、ほとんどの場合で新規採用された人材に求められているのは、上長や同僚の方がリソース or 経験不足で

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・「やりたいと思っているけどできていない」 ・「課題感は把握しているが取り組めず、解像度が低い」

を埋める、巻き取ることだと思っております。(VPクラスの場合はタスクを巻き取る対象は社長かなと)

いくら前職で輝かしい実績があったりリファラル採用であっても、その会社での自分の実績はゼロなので、信頼貯金もほぼありません。

なので、少なくとも最初の3ヶ月〜半年間くらいは

  • 「全社として困ってること」
  • 「チームとして困っていること」
  • 「直属の上長が困っていること」

を公開されているドキュメント、社員との対話、mtgなどを通じて正しく把握し、それに優先順位をつけて上長と進め方を合意してひたすら片付けまくる、というのが良いのではないかと思います。

自己実現でよくあるwill-can-mustフレームワークで言うとほぼ「Must」で占めるイメージ。

https://www.tobi-kikaku.jp/method/will-can-must

自分にMustを巻き取るケイパビリティがまったく無いときついのでCan(≒スキル)も必要ですが、

スキルは面談やトライアルなどである程度の見極めはしてもらっているのと、Mustを為すために必要に応じて新たにスキルを身につけるなどのスタンスが特にスタートアップだと求められるかなと。

故に Must >>> Can。できるかできないかではなく、「やる」「超やるか」です。

ちなみにWillはいったん無視です。結果出してからにしましょう(というか入社直後でWillのない業務しかないんだったら転職先の見極めが甘い)

おじさんなので何でもスラムダンクに例えがちですが、

あの天才・桜木ですら「リバウンドを制する者は試合を制す!」と聞き、Will(ダンクをしたい、カッコいいシュートを打ちたい)を捨てて、最初にバリューが出るリバウンドで赤木(上長)やチーム(湘北)の信頼を得ていきます。

リバウンド、まさに「ボール拾い」がいかにチームにとって大切かがわかりますね🏀

自分もまだ1ヶ月なので、「俺に今できることをやるよ!!やってやる!!」 というマインドを大事にしていきたいです。

発言ででしゃばらない、アウトプットででしゃばる

Company Deckやブログなどでも公開している通り、LayerXは驚くほどオープンで、議論が活発な会社です。

(「
(「LayerX Company Deck」より抜粋)

経営会議では、経営の意思決定についてセンシティブな項目(特に採用条件など人事的な決定)を除き全てを公開しています。議事録には公開可能な全ての会話を記録しており、過去全てに渡り参照することが可能です。 (「開発爆速化を支える経営会議や週次定例の方法論 〜LayerXの透明性への取り組みについて〜」より抜粋)

経営会議で決まった内容について入ったばかりのメンバーと経営陣が直で議論したり、誰かがリサーチした内容についてわいわいチャットでディスカッションがなされるのは日常茶飯事です。(だんだんと見慣れてきてますが、冷静にすごい)

自分の業務と直接関わりが無いところでも、バンバン面白そうな話がされています。

自分はストレングスファインダーで「学習欲」がずっとTop3にくるような、元来は何にでも首を突っ込みたいタイプではあります。

また、期待値としては「SaaS2周目選手」の中途枠。Reproという素晴らしい企業の成長過程で酸いも甘いも経験し、SaaSビジネスに関していっぱしの口をきくことは(一応)できます。

しかしながら、まだ新しい会社では何も為していません。

繰り返しになりますが、話を聞いてもらいたければまずは結果、信頼貯金を貯めること。

「発言ではなく成果で出しゃばるぞ」という気持ちです 💪

(ちなみに、「新人だから発言しにくい」みたいな空気は、LayerXにはまっっっっったくもって無いのでご安心ください!あくまでも自分の悪癖に対する戒めです)

功を焦らない

前述と矛盾した話のように聞こえるかもしれませんが、「焦って成果を出そうとしない」というのも大事かなと。

特に中途で即戦力枠の人ほど「早く成果を出さなければやばい…😥」と意気込み、体力的にも精神的にも自分を追い込んでしまうことが多いのではないかなと思います。

こちらのAll STAR SAASさんのPodcastでも語られていますが、「どんなに凄い人でも新しい会社での業務やカルチャーにフィットしてバリュー出せるようになるのに半年はかかる」もの。

「ボール拾い」のパートで書いたようなスタンスでいけば自ずと出来ることも増え、周りを助けられる存在になれるかなと思っているので、変に焦らず、イキらず、やるべきことに向き合います🐢

功を急ぐと失敗するのは個人もおなじですね…😗

とはいえLayerX社の皆さんには「入ったばっかなんだからもっとやる気を前面に出してガツガツ来いや!」と思われてるかもしれないので、その辺は月イチの交流会や1on1などでフィードバックもらおうと思います。まだAnimal度がシマウマくらいな自覚…🦓

また、こういう心持ちでいられるのは「5年10年かけて大きいことをやろう」という会社のスタンスもあるので、ありがたや〜と言う気持ちです 🙏

実践編

というわけで、スタンスのお次は「内定承諾後~入社直後でもできる小さな貢献シリーズ」を、実際に自分がやったことと重ね合わせながら書いてみます。

選考者目線で転職活動のフィードバックをする

まずはコレ。入社する会社を客観的に見ることができるいまのうちに、

  • 外から見た印象、情報発信の仕方
  • 面談の内容、選考スピード
  • 比較していた他社の優れていたところ

などをお伝えしましょう。ここは新入りだからこそバリュー出せるところなのと、人事の方も知りたがっているのでやって損はないかと! きっと喜んでくれるはず。

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自分の場合、わりと丁寧めにフィードバックをしたら入社早々に採用系のプロジェクトにぶっこまれる関わらせていただける機会も貰えたので、やってよかったなと思いました✌️

また、同じく11月に入社したCS池田さん(@sayurii_cs)はフィードバックをさらに飛び越え、これから入社する同じチームの方向けのオンボーディング整備などをやられています。入社直後からすごい…

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メールやSlackのフロントを代わる

「メール代わりにやるとか新卒かよw」と侮るなかれ。

入社直後は100%自分よりもまわりの皆さんのほうが忙しいので、メールやSlackでのコミュニケーションのフロントを代わるだけでもありがたがってもらえます。

また、やりとりのフロントを代わることで、

  • 社内の他のチームや取引先から自分のことを認知してもらえる
  • やりとりを通じて業務のキャッチアップになる
  • その会社ならではのコミュニケーションプロトコルを覚える、慣れる(Slackならどういうスタンプ文化か、など)

などがわかるので、自分にとっても良いことしかないです。

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すぐできることなので、すぐやるべしです 📧

議事録をとる

「議事録w 新卒かよw」と侮るなかれ其の二。

中途だとさすがに自分なりの議事録の「型」はあるとはいえ、新しい会社ではその型がフィットしない場合もあるので、

まずは自分で書記を請け負い、メールのフロントと同様に業務キャッチアップに生かしたり、その会社での仕事の仕方に慣れましょう。

ちなみに超成長中のスタートアップだと往々にして

  • 議事録のフォーマットがバラバラ問題 [エンドページの品質管理]
  • 議事録どこにあるかわからん問題 [ディレクトリ整備]
  • 議事録として残した方がいいのにSlackに書いちゃう問題 [ストック情報とフロー情報のキメ]

などが議事録作成(というかドキュメント全般)に付随するあるあるイシューですが、ここもやってやるぜ!と手を挙げるとめちゃくちゃ喜ばれると思います。(入社直後からやるにはだいぶパワー要りますが…)

ちなみに自分より数ヶ月前にジョインしたエンジニアのkomineさん(@sh_komine)は、まさにこのあたりのイシューを問題視してBiz/Devのドキュメントテンプレを作ってくださったり、Notion活用のTipsを社内に布教してくれてます。入社直後からすごい…(2回目)

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マニュアルを作る

これも成長期のスタートアップあるあるですが、マニュアルやガイドラインが未整備で、最初のうちはチームの同僚やコーポレートの方々に質問をする場面が頻繁にあるかと思います。

LayerXは入社後のオンボーディングも含め相当整っているほうなのですが、それでも全社員に当てはまらないようなものや細かい要件はマニュアルがなかったりします。

そう言う時に、自分が質問したことと、いただいた回答をマニュアルとしてシュッと新規作成 or 追記すると喜ばれるかなと思います ✌️

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自分がわからなかったことや困ったことがあるということは、同じところでつまづいている方が他にもきっといます。

今後入社してくれる未來のメンバーのためにも、優しさとカイゼンのたすきを繋いでいきましょう 🎽

プロダクトのQA要員になる

QA(Quality Assurance)をやれるかは会社や職種によってまちまちかな〜と思いつつ、プロダクトの理解にはとても役立つので、QAを自社でやっている会社であれば積極的に参加しましょう!

入社直後に仕様についていきなり鋭いフィードバックをするのはなかなか難しいですが、プロダクトを新鮮な目で見られるからこそできるフィードバックや、QAの手順書のアップデートなどはできるかなと思います。

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LayerXはビジネスサイドも積極的にQAに参加しており、BizとDevの距離が近い一つの理由にもなっています。

ちなみにkajiさん(@kajicrypto) のQA哲学note(CSとQAの兼務という表現ではなく、CSの中のQuality-Success)めちゃくちゃ参考になるのでぜひ読んでみてください ∞

入社エントリを書く

これも入った先のカルチャーに寄るかな〜と思いつつ、スタートアップであれば基本的に喜ばれるかなと。

久々の方からご連絡をいただいたりこれがキッカケになってリファラルに繋がるという場合もありますし、新しく入る会社の方にも「自分は何者なのか」というのを知ってもらう機会になるので、自分の場合は書いてよかったです📰

「徳」というバリュー

LayerXには「徳」というバリューがあります。5つあるバリューはどれも好きですが、個人的にはこれがいちばん好きです。

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LayerXは、⻑期的な視点で社会の発展に寄与する存在であり続けたい。 短期的な売上至上主義に走らず、仲間や社会から信頼を得られる行動を追求しよう。

腹の底から理解できているかは若干まだアヤシイですが、新入りがこのバリューに沿ってアクションするとたぶんこんな感じかな〜🤔 という一つの例になれば幸いです。

まあ上記挙げたようなスタンスと活動は基本的にどんな会社であっても適用できると思うので、「うちの会社には『徳』に類するバリューが無いからやらない」とか言わずに勝手にやってみると良いかなと思います。

おわりに

ということで、入社直後で心掛けていることをあれこれ書いてみました。

まだまだ胸を張って組織に貢献できているとは言いがたいですが、コツコツと登っていければと思います 🧗

あと注意点として、上記実践をいかにも「ワタシ、Giveしてます(「徳」実践してます)」みたいな感じでやるのはやめときましょう 🙅

見返りを期待しすぎる善行はアカン、というのは映画『紙の月』でも学びました。

「自分のためにもなるし最初は暇だし、やっちゃお〜」くらいのスタンスでいいと思います。

というわけで

  • LayerXの皆さん、どんどん仕事振ってください!
  • 徳の高い人が集まるLayerX、働きやすいです! 一緒にカルチャーを作る最初の100人になるのは今!! ↓ ↓

LayerX 採用情報

📌 CEO Message / LayerX Company Deck / 3つの事業 / ワークスタイル / 採用ポジション / メンバーと話す / Q&A 「四半世紀以上変わらない1000兆円マーケットに挑む」 LayerXが取り組む事業は1000兆円を超える『お金の移転』が関わるマーケットです。 この四半世紀、非効率でアナログな業務プロセスを続けてきたお金や価値の移転。 全ての人の「働く」に関わるこの課題を、私たちは私たちらしく「圧倒的に使いやすいプロダクトを提供すること」で解決していきます。働いている時間にワクワクを感じる。その源泉はプロダクトの使いやすさ、UXと信じています。 一つ一つは小さな改善でも積み重ねれば大きなものとなる。 向き合うマーケットは「働く人すべて」。多くの仲間・同志と力をあわせて、経済活動のデジタル化に風穴を開けていきたいです。 みなさんの可能性を信じています。私やメンバーとカジュアル面談をしましょう。 代表取締役CEO 福島 良典 LayerX Company Deck は、外部記事や資料内の各ページを相互回遊できるように数多くリンクが貼られています。ご興味のあるところからお読みいただけたら嬉しいです。 https://www.figma.com/embed?embed_host=notion&url=https%3A%2F%2Fwww.figma.com%2Fproto%2FEM16Fd90mA4aUvcIGMmBif%2FLayerX-Company-Deck%3Fpage-id%3D0%3A1%26node-id%3D15%3A4996%26viewport%3D241%2C48%2C0.05%26scaling%3Dcontain%26starting-point-node-id%3D15%3A4996%26hide-ui%3D1 LayerXは、3つの事業を行なっています。 企業活動における業務プロセスのデジタル化を推進するサービスを開発・提供 👉 詳細はこちら アセットマネジメント事業を合弁会社にて展開。法人及び個人向けのサービスを開発・提供予定 👉 詳細はこちら

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明日はSaaS事業部のムードメーカーさとけんさん(@SATOKEN_X)のLayerXわいわいカルチャー話です 🙌

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