仕事におけるPlayground(検証環境)の重要性
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仕事におけるPlayground(検証環境)の重要性

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※ この記事は、BtoB事業開発 Advent Calendar 2023の記事です。 アドベントカレンダーの記事や感想に関してはXのハッシュタグ「#BtoB事業開発アドカレ」をご覧ください!

これはなに

  • LayerX伊藤(@n_11o)の、「小さく、しかし本気で試せる検証環境」に関しての雑記です
  • 本日からはじまるBtoB事業開発 Advent Calendar 2023の執筆者一覧はこちらをご覧ください!50記事あるって冷静にすごい…

< Table Of Contents >

はじめに

こんにちは、すべての経済活動をデジタル化したいLayerX伊藤です。

ノリで執筆okしたら事業開発アドカレも参加させていただき、いろんなアドカレの執筆ラッシュで毎週末死んでます…😇

ざっくりの経歴としては以下です。強いて言えばB2Bマーケが一番長いのですが、あんまりこだわりはないです。

時期
会社
ざっくりの仕事
1社目
朝日新聞社
新卒で入り、デジタル部門でWebディレクターっぽい仕事
2社目
Repro
Marketing SaaSの1人目マーケで入り、マーケの責任者とプロフェッショナルサービス(アプリコンサル)の責任者を半々ずつくらい
3社目
銭湯ぐらし
友人らと共同創業し、コワーキング事業やサブスクD2C事業を立ち上げ〜運営
4社目
LayerX
2人目マーケで入り、マーケチームのマネージャーをやったのち法人カード事業に移籍し、顧客獲得や売上最大化など

法人カード事業で具体的に何をやっているかなどは、最近書いた別の記事をご覧ください!

また、弊社の決済事業にどんな人がいるか、自分以外の人は何をしているかなどはX(旧Twitter)のハッシュタグ「#バクラク決済事業のイマ」をご覧ください!いきなり宣伝ですいません🙏

この記事の対象者

  • BizDevなど「小さく実験して、仮説を検証する」「新しいケイパビリティを獲得する頻度が高い」職種の方
  • クライアントワークが中心で、自分/自社だけの裁量で動かせないレバーがある環境でお仕事をされているかた

AI Summary

Notion AI先生にサマってもらった記事の要約は以下です。

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この記事は、Playground(検証環境)の重要性についての雑記です。Playgroundは、実践に近い小さな実験ができる環境であり、自分の裁量で動かせることや実際のフィードバックを受けることができる点がポイントです。Playgroundの存在は、小さな実験を通じて学びを得ることや大きな機会での成功確度を高めることができると述べられています。記事では、自分のサービスや事業を持つことがPlaygroundの一例として挙げられています。

Playground(検証環境)とはなにか

さて、Playgroundとは何でしょうか?

直訳すると「遊び場🛝」ですが、本稿では「実践に限りなく近い、小さく実験ができる環境」のことを指しています。

  • Playgroundは、ある程度自分の裁量で動かせる
  • Playgroundで試したことは、(規模は小さくとも)実際にお客様や市場のフィードバックにさらされる

というところがポイントです。

なぜPlaygroundがあると良いのか

各社によって定義は様々かと思いますが、一般的にBizDevは

  • 不確実性の高いふわふわしたボールを投げられることが多い
  • フェーズによってやることが変わるので、常にアンラーン & ケイパビリティ拡張を求められる

職種だなと思っています。

👨‍🦰 < 「俺もわからんけど任せた👍」

👱‍♀️ < 「やったこと無いと思うけどよろしくね〜」

こんなの日常茶飯事ですよね🙂

非連続な挑戦に失敗はつきもの。お願いする側も一定は失敗を許容していることもありつつ、

一部の業務にはインプットしたことをいきなり本番の業務で試すのはリスクがあるものや、一定規模の組織における組織改編など、実行してしまうと後戻りしにくい or 時間がかかるたぐいのものがあります。

そんなときに本番に近い取り組みを実践できるPlayground(検証環境)があると、

  • 小さく実験して、結果から学びを得られる
  • それを基に、より大きな機会での成功確度を高めたり、迷わずにスピード感を持って進める

ことができます。

いわば、スポーツでいうところの「練習試合」ができる環境。

練習試合は、学んだことの活用や実験的な試みにTryする良い機会ですが、当然「勝つこと」も目的に入ってきますよね。

実践とほぼ同じコンディションで全力で取り組むからこそ良いフィードバックを得られる。Playgroundもそんなイメージです。

色々なレイヤーのPlayground

ここからは「じゃあどんなPlayground(検証環境)があると便利なの?」という話を、自分の場合を例にご紹介していきます。

■ 自分のサービスを持つ

■ 自分の事業や法人を持つ

  • Non-profitや個人から飛び出し、「事業」や「会社」という単位でハコがあると実験できる幅が更に広がるのでなにかと便利だなと思っています。
    • (※ここでいう「事業」 = “複数人で” ”収益を得ながら” ”一定期間継続して” 運営しているものくらいの定義で書いております)
  • 例えば自分の場合は「銭湯ぐらしという会社でEC / 会員制シェアスペース / 飲食などをやっており、関わり方は様々ですが30~40名くらいのメンバーがいるので
    • 最適な会議体の設計ってどういうのが良いんだ? → 頻度や開催時間を変更してみる
    • 「事業部制組織」と「機能別組織」の実験。デザイナーは横串組織のほうが良さそうだ
    • メンバー増えてきて目線が揃わなくなってきた → 行動指針作ってみる → 浸透がむずい → 施策うつ
    • このSaaS契約して全社で使ってみよう
    • 事業やってるとPL思考がメイン。BS思考の獲得
  • など、主に組織運営の面での試行錯誤と、それがどう全社にアフェクトするかを肌で感じることができています。
  • 一人会社ではない法人を続けるのなどはややパワーが必要ですが、それでもやっていて良かったなと思います。

おわりに

つらつらと書いてしまいましたが、BizDevの方々で集まったときのの酒の肴の一つにでもなれば幸いです🍶

ちなみに弊社LayerXでは様々なフェーズ / 様々な事業があり、 ”実験・挑戦” できる環境がたくさんあります。

興味がある方は僕のTwitterや下記OpenDoorよりぜひご連絡ください!

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